皆さん、遊んでますか。
今回は「SDCSナイチンゲール」をMA風に改造してみました。
ナイチンゲールは小説版「逆襲のシャア」でシャアが乗るMSですね。元々のシルエットがMSよりはMAに近いと感じていたので、イメージし易く、改造はさくさく進んだ印象です。それでは、どの様な改造工程だったか紹介しましょう!
仮組み〜構想
パチパチパチと組んだものが上の写真です。SDCSはSDフレームかCS(クロスシルエット)フレームで組むことができるシリーズです。今回のナイチンゲールはCSフレームを採用して頭身を高くしました。
脚部やプロペラントタンクに肉抜き穴がありますが、改造の際に見えなくなるか使わないので処理はしていません。
ハンドパーツは他キットのものを使用しています。
改造の構想は
- 脚部をオミットしてノイエジールの様なシルエットに
- 塗装しなくて良いように使うパーツの色をしっかり選別
といった感じで、組みながら使用するパーツもある程度まとめていたので、作業は大分スムーズでした。
考えながら組んでいくのも楽しいんですが、私は失敗したくないので、あれこれ考えた後に作業開始っ!となることがほとんどです。なので制作時間が短いのかもしれません。今回のナイチンゲールは3、4日程です(実際に触っていた時間は数時間な気がする・・・)
改造(パーツ取り付け)
改造箇所は主に脚部、バックパックです。詳細は以下
- 脚部を一旦全部取り外し、ジャンクパーツや余剰パーツを取り付け
- ナイチンゲールの脚部パーツを分割して、内部にバーニアを接着したものを取り付け
- サザビーのファンネルコンテナを改造して、ナイチンゲールの股間部に接続
- ファンネルコンテナを接続するためのポリキャップを、股間部に取り付け
- プロペラントタンクを股間部に接着
- バックパックにスタンドを取り付けられるように穴あけ加工
- シールドをバックパックに接着(スタンドとの接続部が隠れるように)
- サザビーのプロペラントタンクをファンネルコンテナに接続できるようにコンテナ側を加工
です。以前紹介した陸戦型サザビーの余剰パーツが大活躍しました。
改造箇所が色々と多いですが、接着剤とニッパー、ピンバイスがあれば簡単にできる加工だけなので、パーツを切ったり、穴を開けたりする勇気があれば誰にでも直ぐにできちゃいます。ミキシングや改修は趣向に合う合わないはあると思いますが、作業できる幅が広がるので、チャレンジしてみては如何でしょうか。
さて、用意していたパーツを取り付け終わったら改造工程は終わりです。次は部分的に塗装をしていきます。
部分塗装
部分塗装にはガンダムマーカーと水性塗料のアクリジョンを使用しています。
ガンダムマーカーは主に黒部分
アクリジョンはその他
という感じで使い分ける理由なんですが
黒い部分は大体影になる部分や凹んでいる部分なので、成形色仕上げの場合、はみ出た塗料をヤスリで削ればキレイに黒部分が残る、ということになるのでガンダムマーカーで大雑把に塗っていく。その他の凸部分等は、レタッチをできるだけしたくないので面相筆で丁寧に筆塗りで対応、といった考えです。キレイに仕上げたいけど、できるだけ時間は有意義に!と奮闘しております。
デカール貼り付け〜艶消しトップコート〜ウェザリング
デカールはアシタのデカールや各種を使用。今回はマシーネンのデカールを貼ったところが個人的にポイントです。
艶消しトップコートはクレオスのMr.スーパースムースクリアーつや消しを使用。
ウェザリングカラーでウォッシングをしてフィニッシュです!
完成
如何でしたでしょうか。
今回はSDCSナイチンゲールの成形色仕上げMA風の紹介でした。SDは情報量が少なくなりがちだと思うので、パーツの貼り付けやデカール、ウェザリングで情報量を増して、デフォルメされていてもリアルさが感られるようなスタイルを目指したつもりです。伝わっていたら良いなあ、なんて思っております。
それでは、今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
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