みなさん、遊んでますか?
今回はかもめカブのステップの交換作業とシート交換の手順を説明します。ステップは簡単に取り付けることができますが、シートは年代によって形状が異なるため、気に入ったシートを取り付ける際にヒンジの加工が必要になる場合があります。今回は、ヒンジの形状が違うシートを交換する際の加工手順を説明していきますので、参考にしてください。
汎用アルミステップの交換方法
ステップの交換は非常に簡単です。六角レンチと汎用ステップを用意すれば5分とかかりません。
1)ステップを引き抜く
先ずは元のステップを引き抜きます。少し捻りながら手前に引きます。ステップが外れると金具部が露出します。汚れが付着している場合はこの機会にキレイにしておきましょう。
2)汎用ステップを固定する
汎用アルミステップを金具部に差し込みます。アルミステップの下部には六角ボルトのネジ山が切ってありますので、そこにボルトを六角レンチで締め付けていきます。以上でかもめカブのステップ交換は完了です。簡単作業で車体の印象を変えることができるのでおススメです。
バイクパーツセンター アルミステップ 銀 ホンダ モンキー/ゴリラ Z50J/AB27 308609
- 出版社/メーカー: バイクパーツセンター
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
年代違いのシート交換の方法
シートを交換するとカブの印象がガラッと変わります。好みのシートに交換して自分好みのカブにしたいものです。が、中にはヒンジの形状が違って取り付けることができないシートもあります。そんなときは「電動ドリル」を用意すれば問題なく取り付けることができるんですね。
1)シートの形状の違いをチェック
さて、うちの「かもめカブ」に付いているシートのヒンジは↑ような形状です。私はカブのシートなら何でも取り付けることができるものだと思い、安直に「カブ用シート」を入手しました。
用意した「カブ用シート」のヒンジは↑のような形状です。このままでは取り付けるためのボルトの間隔が違うので取り付けることができません。こちらのシートのボルトの穴は「かもめカブ」のシートの穴より間隔が狭くなっていました。ということは・・・
・かもめカブのヒンジを取り外す
・カブ用シートのヒンジを取り外す
・かもめカブのヒンジの穴の間隔を狭くする
・カブ用シートに加工したかもめカブのヒンジを取り付ける
上記の手順をふめば、カブ用シートをかもめカブに取り付けることが出来るということになります。早速、電動ドリルで穴を開けていきましょう。
2)ヒンジを外し方
・かもめカブの場合
車体側の金具とヒンジに差し込んである金棒を外します。ナットを緩めて金棒を引き抜けば車体からシートが外せます。その後、シートにヒンジを固定しているナットを外せば全てバラバラになります。
・カブ用シートの場合
シートにヒンジを固定しているナットを外します。これでヒンジとシートが別々になりました。今回はこのヒンジは使いません。
3)かもめカブのヒンジ加工
電動ドリルを使用して、ヒンジの穴を中央に寄せていきます。既存の穴の内側にそれぞれ穴を開けましょう。ドリルの刃は「金属用」を使用してください。
BOSCH(ボッシュ) 鉄工ドリルビットセット PR-MD10 (金属・金工)
- 出版社/メーカー: ボッシュ(BOSCH)
- メディア: Tools & Hardware
- クリック: 6回
- この商品を含むブログを見る
4)カブ用シートに加工したかもめカブのヒンジをドッキング
取り外した逆の手順でヒンジをシートに取り付けます。上手く穴の間隔が狭くなっていればかもめカブのヒンジがカブ用シートに固定できます。間隔が合わない場合は再度3)の工程をやり直し、穴の間隔を調整してください。
5)シートをカブに取り付ける
かもめカブからヒンジを取り外した逆の手順で取り付ければ完成です。
まとめ
・汎用アルミステップ交換は簡単。
・シートはヒンジの形状が違っても電動ドリルで穴を調整すれば取り付けることができる。
スーパーカブは工夫次第で色々なパーツを取り付けることができます。
もし、ヒンジの形状が違っても落胆せずに加工してみてください。自分好みのシートをちゃんと取り付けることができますよ。では、みなさんの人生が遊びでもっと豊かになりますように!!