みなさん、遊んでますか?
スバルR2。他にはないデザインが人気のスバルの軽自動車です。そんなスバルのR2にはフロントにしかスピーカーがありません(リアスピーカーの取り付けキットたるものはあります)。音楽はどんな時でも良い音で聴きたいですよね。今回はやっておくとR2の音場効果向上間違いなしのスピーカー交換の仕方について説明していきます。
交換手順
1)バッテリーのマイナス端子を外す
先ず前提として電装品なのでバッテリーのマイナス端子を外します。電装品をいじるときは必須です。自分の車がまんがいち故障するようなことは避けましょう。
2)スピーカーカバーを外す
次に、R2はダッシュボードにスピーカーがあるため、内装剥がし等でパカっとスピーカーカバーを外します。すると可愛いサイズのスピーカーが鎮座しています。外す際、フロントガラスが作業の邪魔をするので先が直角に曲がっているドライバーがあると便利。あらかじめ用意しておきましょう。
3)純正スピーカーを取り除く
純正スピーカーと車体が接合されているネジを外し、スピーカーを上に引っ張れば純正スピーカーが引っ張り出せます。次に+−の端子があるので外します。素手でも外せますが取りにくい場合はラジオペンチ等で慎重に。これで純正スピーカーの取り外しは完了です。
4)スピーカーの取り付け
外し方の反対の順番で取り付けていきます。ここ最近のスピーカーは取り付けの際のカプラーも付属している場合が多いので取説に通りに作業を進めれば苦労せずに取り付けできます。結線が済んだらバッテリーのマイナス端子をつなぎ、音が出るかチェックしましょう。もし音が出なければ結線に問題が考えられますので慌てずにもう一回つなぎ直してみましょう。音が出ればカバーを戻して完成です。良い音を楽しみましょう!
今回の作業で使った工具は↓を参考に。
音場効果向上の更なる提案
スピーカー交換後に、更なるカスタマイズを施しました。
a)carrozzeria TS-E1396のインストール
はじめは規格に合ったスピーカー(KENWOOD KFC-RS103)を取り付けていたのですが、低音に物足りなさを感じていました。ウーファーの取り付けも考えましたが、手元にある物でなんとかならないかと思っていると規格外のスピーカー(carrozzeria TS-E1396)が基地にあったのでそれを取り付けちゃおうと考えつきました。
R2のダッシュボードに収まるスピーカーの大きさは10〜12センチですが、このスピーカーは13センチ。取り付けるためにダッシュボードに新たにネジ穴を開けました。新しいネジ穴を利用してスピーカーを取り付けます。しかし、このままだとスピーカーと車体との間に隙間ができたままですのでアルミテープ等で隙間を埋めて密閉性を高めました。これでcarrozzeria TS-E1396の取り付けは完了。
b)スピーカーカバーのくり抜き
規格外のスピーカーを取り付けたため、スピーカーカバーが上手くはまらなくなってしまいました。よってスピーカーの大きさに合わせてカバーをくり抜いて、スピーカーとカバーが干渉しないようにしました。
c)スピーカーカバーの塗装
くり抜いた痕を隠すために革を貼り付けます。革はユニシ株式会社のG17というボンドを使うときれいにはりつけることができますよ。貼り付け終わったら艶消し黒のスプレーで塗装を施していきます。
d)スピーカーカバーをくり抜いたことで得られること
グリル部分をなくすことにより音抜けも良くなりました。その結果、中高音がより聴き取りやすくなったのと、大きなスピーカーに交換したことで低音が車内に響くようになりました。大きなスピーカーに交換すると、より広い範囲の音を出力できるようになるので音質の向上につながります。
まとめ
スピーカー交換はスピーカーを購入した店舗に取り付けまで頼む方がほとんどだと思います。ただ作業自体は簡単ですし、DIYで取り付けると愛着がわきますよね。今回はR2での作業紹介でしたが、基本的な作業内容は他車でも変わらないので是非トライしてみてください。
それでは、皆様の人生が遊びで豊かになりますように!