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バイクの急制動解説!ポイントは理想ブレーキ力配分を意識してブレーキをかける!3つのブレーキを効果的に使う!フロントフォークを沈めてから強くブレーキング!

みなさん、遊んでますか。

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バイクの教習進んでますか?自分が教習生だった頃を思い出してみると、なんであれが出来なかったのかなあ。とか、あれが苦手だったなあ。なんて課題ありますよね。今回は二輪車の課題、急制動のポイントを解説していきます。

 

 

急制動とは。指示速度から指定ポイントまでに安定して停まること。

普通自動二輪以上は指定速度が40キロ、以下は30キロからの制動です。路面状況が良ければブレーキポイントから2つ目のポイントまでに安定して制動、悪ければ3つ目のポイントまでに制動となります。小型二輪は1つ目のポイントまでに制動です。

失敗例としては

①ポイントを通過してしまう(ブレーキの使い方が甘い)

②こける(急なブレーキ操作によるタイヤロックやバランスを崩すことが原因)

③制動時に倒れる

等が考えられます。

①②に関してはブレーキのかけ方を練習すれば解決できます。③発進と停止の安定を図っていきましょう。

 

理想ブレーキ配分とは。前輪8後輪2の割合でブレーキを使用すると四輪車と同じ様に安定した摩擦力を作り出すことができるので制動距離も等しくなる!

四輪車と二輪車の停まるという行為の自然の力はブレーキとタイヤが付いている乗り物なので同じです。違いはブレーキの数、そして人がそれを制御しているか否かです。よってどちらも同条件で使用すれば四輪車と二輪車の制動距離は変わらないはずなのですね。

でも、二輪車はライダーによって急制動の制動距離が変わってきます。これは前輪ブレーキと後輪ブレーキの配分を人力で行わなければならないからです。要は人によってその感覚が違う、ということですね。四輪車はフットブレーキを踏めば理想的なブレーキをかけられるようにできてますので大体同じ距離で急ブレーキで停まれるわけです。

ここで大事になってくるのが理想ブレーキ力配分というものです。制動距離が伸びてしまう方は前輪8後輪2の割合でブレーキを使うように意識してみましょう!距離が直ぐに縮まるはずです。ちなみに路面状態が悪い時は前輪6後輪4と言われていますので参考に!!

理想ブレーキ力配分を意識すると制動が安定しない方は以下へ!

 

ブレーキの使い方のポイント。エンジンブレーキ、前後輪ブレーキを全て使う!

使えるブレーキは全て使った方が最短で停まれますので、ブレーキポイントの前にはエンジンブレーキを使用しておきます。そしてブレーキポイントで指定速度になるように調整してみましょう。

ブレーキポイントに到達したら理想ブレーキ力配分を意識して前後輪ブレーキをかけます。

クラッチは停止の直前にきることでエンジンブレーキを最大限活かせますのでクラッチを前もってきらないようにしましょう。

これでも安定しない方は以下へ!

 

フロントフォークを沈ませることで摩擦力を作り出す面積が増えるので制動しやすくなります!

二輪車のタイヤと路面の設置面積はハガキ2枚分と言われています。摩擦力は大きな面積で作り出した方が良いに決まっているのでタイヤと路面の設置面を増やせば停りやすくなるんですね。なので二輪車はブレーキをかけるとフロントフォークが沈み、タイヤが路面に押し付けられる構造になっているわけです。

よって、うまく停まれない方は

エンジンブレーキを使う

②フロントフォークが沈むくらいに前後輪ブレーキをかける

③前後輪ブレーキをしっかりかける

という順番で急制動に臨んでみましょう!②を意識することで安定感が相当増すはずです!

 

まとめ。急制動のポイントは理想ブレーキ力配分、3つのブレーキを使用、フロントフォークを沈める!

急制動は路上で重要なテクニックです。どんなスピードで走っていても安定して停まることが求められますし、時には素早く最短で停まれなければ事故につながってしますからです。

ポイントを意識して練習していけば必ずバイクは上達します。急制動が満足にできるようになったら普段のコース走行でも積極的に前輪ブレーキを使ってメリハリあるバイクらしいライディングを目指していきましょう!!

 

では、また〜