みなさん、遊んでますか。
最近はこんなことしてました。HONDAとBMWのコラボレーション。面白い。カブ用のセンターボックスを手に入れてあれこれ遊んでみたんですね。
「かもめカブ」を手に入れてからというもの、作業の合間にカブの前でお茶。カブで遊んだら眺めながらお茶。写真を見てここがこうなってたらもっと格好良いなあ。等々、カブで頭がいっぱいの日々を過ごしておりました。で、今気になっていること。レッグシールド の上のスペースがとっても気になってしょうがないのです。
ここに取り付けることができるものとしてはバックやボックスが販売されています。バックはベトナムキャリアと併用。ボックスはうちのカブには付かないとアウトスタンディングモーターサイクルの方からアドバイスを頂いておりました。革で自作して隙間を埋めるという手も考えました。でも、バイクのイメージはここにタンクがある。ということは固体じゃあないとダメだ。と変なこだわりを原動力にボックスを付けることに決めたのでした。ということでセンターボックスを購入、加工という流れになったのです。
今回は「かもめカブ」にセンターボックスを取り付けるためにやったことを説明していきます。「かもめカブ」にセンターボックスを付けたいというニーズに応えられると思います。それでは、参りましょう。
現物を観察して取り付け方法を考える
センターボックスの現物はこれです。鍵付きで中にはペットボトルが余裕で入る。良い出来ですねえ。これがポンっと付けばそれはもう嬉しいのでありますお。早速スーパーカブに合わせてみると・・・
写真のようにエアクリーナーを外さないと取り付けできません。問題なのは取り外したハンドル下のエアクリーナー。エアクリーナーを取り付けるとカバーと干渉してセンターボックスが浮いている状態になってしまうのです。試しにエアクリーナーの付け根のゴムを取っ払ってエアクリーナーボックスの体積を削ってみましたが付きません。
1日目はここで終了。自宅で色々と対策を練ることとしました。
ジグソーでセンターボックスを切る
2日目。これしかない。という解決策を考えつきました。
ようはエアクリーナーとガソリンタンクとの間隔がもっと広くなれば付くのです。でも、フレーム延長は考えていない。エアクリーナーのゴム取るのは避けたい。とすれば、センターボックスを切れば良い。ガソリンタンク側がカブと干渉しいよう内側に凹んでいればセンターボックス自体がタンク側にずれていくと計算。よってガソリンタンクのアールに合わせて少しづつ現物合わせをしながら切っていくことにしました。その結果が↓です。
干渉する部分をキレイさっぱり切り取りました。穴が空いた状態ですが、密閉作業は後回しにして、先ずは取り付けることができるようにしていきます。ジグソーで大まかに切ったらカブに合わせ、接触している部分をまた切る。その繰り返しで遂に良い場所に収まりました。
この場所ですね。センターボックスがちゃんとフレームを覆うような形に収まりました。エアクリーナーとの干渉もクリア。続いてセンターボックスの加工に移ります。
整形と塗装
ヤスリでバリを取って、足付けをしたら艶消し黒で塗装。削るのはボックス部分が分厚いので結構苦労しました。塗装は目につく部分なのでいつも以上に色を重ねました。足付けの傷が消えるまで厚く塗り重ねます。その後クリアを吹いて作業終了。2日目はここまでです。
センターボックスにエンブレムを貼り付ける
BMWのエンブレムシールを使って小細工を施していきます。センターボックスの油分をシリコンオフでしっかりと取り除いて貼り付け。
カブだけどBMWのエンブレム。格好良くないですか?昭和感漂う「かもめカブ」とBMWの爽やかなエンブレムが相まって私が目指していた古さと新しさの融合に近づいた瞬間であります。いやあ、格好良いと思いますよ、私は。
まとめ
「かもめカブ」には今回私が試したようにセンターボックスは簡単には付きません。しかし、加工すれば付きます。でも、エアクリーナーがハンドル下になければポン付けできるので、私のようにカブのスカスカさが気になっている方はおススメですよ。
作業は3日間に渡り行いましたが、それだけの達成感は味わえました。そして結果がこの格好良さ。やって良かったですね。
しかし、カブは面白いなあ。
それでは、みなさんの人生が遊びでもっと豊かになりますように!