遊びの味方!黒川基地blog

「遊びで人生をもっと豊かに」

山葡萄のキーケース【読めば直ぐに編める山葡萄細工】

みなさん、遊んでますか。

 

山葡萄細工って難しい印象がないですか?実は道具と材料さえあれば直ぐにできちゃう良い趣味なんですよ。今回はキーケースを例に完成までの工程を説明していきます。これさえ読めば直ぐに山葡萄細工にチャレンジできますよ。それでは、参りましょう。

 

 

下準備

1)皮を入手する

山葡萄の皮は作家さん等から購入するか、自分で山に入って採取します。手頃なのはネットショッピングで購入する方法です。フリマサイト等でも取引されていますので、簡単に入手することができますよ。

 

2)皮を水に浸す

皮を入手したら水に浸して加工しやすくする必要があります。水に浸してあげることで皮が水分を吸って柔らかくなります。手で簡単に曲げることができるようになるまで浸しておきましょう。

 

3)皮を選定する

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今回作るのはキーケースですので薄い部分を選びます。完成した際に、容易に折りたたむことができるようにするためです。山葡萄は薄くても乾くと基本的に壊れないので薄い皮でも強度はバッチリです。

 

4)山葡萄以外の材料を揃える

キーケースの内部はホームセンターのハンドメイドコーナー等で販売しています。価格は1400円程。他には丈夫な糸・内部に縫い付ける革か布・型を作るための板を用意しておきましょう。作りたいキーケースの大きさより大きいサイズの板であれば何でも大丈夫です。ビニールテープもあると型作りに使えます。

 

5)型を作る

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自前のキーケースの大きさを基に板に大きさの基準となるビニールテープを貼っていきます。編みながら頻繁に水で湿らすのでビニールテープが便利です。こういう型は作品の大きさに合わせて複数作っておくと良いですよ。

 

山葡萄を編む

1)縦横どちらか一方に山葡萄の皮を敷き詰めていく

縦横どちらでも構いませんので、隙間が開かないように山葡萄の皮を並べていきます。この際、型より5cm程長く山葡萄をカットし、両側に2.5cmはみ出るように並べていきます。型から出ている部分は後ほど結んでいくので必ず長めにカットして並べてください。

 

2)編み込んでいく

今回はオーソドックスに「網代編み」を紹介していきます。網代編みは↓の写真のような編み方のことです。

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編んでいく方法は、必ず手前に向かって皮が横に編み込まれていくようにします。自分に近い方から出来上がっていくということになりますね。例えば縦に10本皮が並んでいるとして、横に皮を編み込んでいくときには下記ような順番で編んでいきます。

 

             5本目と続く 

             4本目

上上下下上上下下上上・・・3本目

下上上下下上上下下上・・・2本目

下下上上下下上上下下・・・横に編み込んだ皮(1本目)

 

このように編んでいくと写真のようにキレイな模様が出てきます。難しそうに見えますが、なれてしまえば単純に順番なので簡単ですよ。

【編んでいく際のポイント】

・順番を間違ったら直ぐに直す。

・下に編み込む際にしっかりと皮を手前に差し込む。

・何段か編んだら上から手前に向かって皮を寄せていく

・皮が乾いてきたら霧吹きで湿らせる

 

実際にやってみると「なるほど!」と実感していただけると思います。手前に差し込んだり、手前に寄せる理由は、山葡萄は乾くと縮むからです。編んでいる段階で限りなく間隔を無くしておいて、乾いても隙間が出来ないようにしておくのですね。

 

3)型の大きさまで編んだら糸で皮を結んでいく

型の大きさまで編んだら糸で周りをまとめます。

【手順】

・先ず基準となる一本を決めて糸を引っ掛ける。

・次に左側に出ている糸を基準とした皮の手前を通るようにして右隣の皮の後ろへ引っ掛けて前に引き出す。

・次に左側の糸を前と同様に動かして前に引き出す。

・この繰り返しを一周。

 

そうすると↓のように糸で皮が結束されて簡単には壊れなくなるのです。

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まとめ終わったら山葡萄の革を更に編み込んでいきます。

【手順】

・先ず両端に余った皮を各々1/2に切っていく

・基準となる一本を決めて、皮の後ろを通るように右に2本とばした先で前に力強く引き出す。

・前に引き出した皮の左には2本皮があるはずです。その右側を前と同じように2本とばして(この内一本は前に引き出した皮)前に引き出す。

・これを一周。

・乾いたら皮がほどけてこないギリギリのところで余分な皮を切る。

という流れになります。この際、ペンチを使って皮を前に引き出すとしっかりと編み込まれるので更に頑丈になります。

 

4)周りに皮を巻いていく

今回は最も簡単な巻き方を紹介します。薄い皮をぐるぐると巻いていくだけです。巻く際はしっかりと締め付けるような間隔で巻きつけていきます。一周巻きつけると↓のような形になります。始めと終わりの皮の処理は、裏側の目立たない隙間に入れて隠します。

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お疲れ様でした。ここまで編めば山葡萄細工は終わりです。仕上げに写真のように輪ゴムで固定し折り癖をつけます。乾いてからでは山葡萄が折れる可能性があるので、湿っている間にここまで終わらせてしまいましょう。

 

完全に乾燥したらキーケースの中を縫い付けて完成となります。

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まとめ

・山葡萄はネットで購入できる。

・最低限の道具があればトライできる。

といったように、山葡萄細工は思っているほど敷居が高くない。ということがお分かりいただけたかな。と思います。一つの作品を作るのに時間はかかりますが、出来上がったときの喜びは一入ですよ。山葡萄製品は頑丈なので永く使えますし、おススメの趣味・ハンドメイドです。

 

それでは、みなさんの人生が遊びでもっと豊かになりますように!!

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